【コンテンツ紹介】3.11書道パフォーマンス

いつも沖波祭を応援して下さり誠にありがとうございます。
本記事では、3.11書道パフォーマンスについてご紹介していきます!
3.11書道パフォーマンスとは
小禄高校書道部さんに書道パフォーマンスを披露して頂くステージになります。
沖縄×東北という新しい組み合わせを書道パフォーマンスで表現することで、今までに無いエンタメ体験と東日本大震災について振り返るきっかけをみなさまにお届けします。
このステージのテーマは『過去に学び、未来を描く』。起きてしまったことを悲しい事実で終わらせないために、自分達なりの言葉で3.11を表現します。
小禄高校書道部の皆さん、東日本大震災を沖縄に伝えたいという想いを抱く沖波祭キャスト、今回の冠協賛であるイオン琉球さん、そしてイオン東北さん。
関わる全ての人で作り上げた鳥肌が立つような圧巻のパフォーマンスで、感動の嵐を来場者のみなさまにお届けする事間違いなしです!
どうして書道パフォーマンスなのか?
みなさんは3.11と聞いて何を思い浮かべますか?
ほとんどの人が東日本大震災と答えるのではないでしょうか。
12年前の3月11日、沖縄から遠く離れた東北の地で多くの尊い命が失われ、人々の平和な日常が奪われました。しかし、悲劇の中でも東北の人々は諦めず戦い抜き、今は新たな未来へと歩み始めています。
震災が起きて数年は誰もが震災の恐ろしさを、その残酷さを、テレビを通して嫌でも思い知らされました。
ですが、12年経ち被災地が前に進み始めた現在、東日本大震災は風化しつつあります。
前を向き進み始めた東北の人々のために、東日本大震災を忘れ去ってしまわないために。私達には何が出来るのでしょうか。
その問いを考え続けて生まれたのがこの3.11書道パフォーマンスです。
地震が少なく、地震に対する人々の意識が薄い沖縄県。音楽と言葉の両方で人々の心にダイレクトに響かせたいと考え、書道パフォーマンスという形を選択しました。
このパフォーマンスで、あなたは何を感じますか?どのような想いを受け取りますか?
是非その目で見て、心で感じて、全身でステージを味わって頂きたいです!

ステージ誕生秘話
全国のイオンが、社会的な取り組みをしているのはご存知でしょうか?
実は、環境や地域に配慮した商品の取り扱いやフェアの実施を多数されています。
そんなイオン琉球さんと開催日の打ち合わせをしている際に、東北大震災の話に。
震災当時イオンでは、避難場所として店舗を開放したり、関東・関西から東北へ物資を直接輸送するなど、ライフラインを守り抜いたそうです。その後も、「にぎわい東北フェア」などで東北らしい産品の販売を促進し、東北を盛り上げることに尽力してきました。
正直に話しますと、運営キャストの中にも、今回協賛いただいているきっかけでイオンのさまざまな取り組みを初めて知った人がたくさんいました。
だからこそ「地域のため、社会のためになるお買い物先としてのイオンを、もっと知ってもらいたい!」と心動かされました。
自分のためにいいものを買うのはもちろんですが、社会のためにいいものを買いたい気持ちもありるはずです。でも、何が社会のためにとっていい選択なのかを知らないZ世代がたくさんいるようにも感じます。
そのため3.11を開催日に設定し、イオン東北さんにもご協力をお願いして、今回のステージを作り上げることを決意しました。
イオン琉球さんが協賛してくれている沖波祭だからこそ、実現可能になったステージだと感じています。
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どうして高校生を主役に?
震災が起こった2011年、高校生のみなさんはまだ5、6歳。物心がつかない彼らにとって震災は、自分事として捉えるにはあまりにも遠い出来事でした。
だからこそ、成長した彼らに震災について知ってほしい、震災を風化させずに未来に語り継いでいきたい。だから、このステージの主役に、高校生の皆さんを選びました。
それからもう1つ、高校生に出演していただこうと思ったのには理由があります。
それはこの2年間、多くの若者がコロナによって挑戦する機会を失ってしまっていたからです。部活動の大会も、イベントも規制され、これまでの努力を表現する機会がなくなってしまった学生がたくさんいました。
だからこそ、「遠い地で起こった『震災』を言葉で紡ぐという難しい挑戦」を、「数千人という大勢の観客の前で」取り組んでもらおうと考えたのです。
私たちは、Z世代が持つ想いの力や、秘めた可能性は想像も出来ないほど大きく、想いを伝える上では欠かせないものだと信じています。
沖縄県のZ世代が成長できるような機会を一つでも増やし、震災のことを自分事として捉えてほしい、そんな想いから小禄高校書道部のみなさんに出演して頂くことを決めました。
事前講座の様子
3.11書道パフォーマンス成功に向けて、このパフォーマンスに関わる全員が同じ想いを持って本番に臨むことを大切にしてきました。その一環として行ったのが事前研修です。
研修は全3回行っていて、第1回は沖波祭について、第2回は沖波祭キャストが現地を訪れた時のこととイオン東北さんのこと、第3回は佐藤敏郎さんによる研修をしました。
第1回では、受講者の皆さんそれぞれが沖波祭に対する理解を深めていきました。
第2回では、イオン東北さんが東北の人々のライフラインを守るためにどれだけ力を尽くしていたかの説明、東北在住の沖波祭キャストによる東北講座を実施。皆で東北に対する知識を曖昧なものから明確なものへと変え、人は本気になれば力強く未来を切り拓いていけることを学びました。
3回目の佐藤さんによる研修では、沖縄に住んでいるだけでは聞けないこと、震災を経験したからこそ伝えられる命の尊さや災害に対する心構えを教えて頂きました。
研修を経て、自分達が表現する東北、震災に対する理解を深め、みんなの気持ちを1つにして本番に臨みます!
ここは見逃すな!注目ポイント👀
沖縄県は、東北地方から距離が離れているため、どうしても身近に感じる機会が少なくなってしまいます。しかし今回、東北の復興支援に尽力したイオン東北さんの取り組みを多くの人に伝えたいという想いから、イオン琉球さんが冠スポンサーである沖波祭で沖縄×東北をテーマにしたイベントが実現しました。沖波祭でしか実現しなかったであろう3.11ステージを是非皆さんにご覧いただきたいです!
そして、せっかく沖波祭でパフォーマンスするのだから「東北の震災」だけではなく「沖縄らしさ」も出したい!と考えました。そんな想いから、書道パフォーマンスで書く言葉や演出には沖縄らしさを織り交ぜています!
これらの言葉や演出は全て、高校生の皆さんに考えて決めていただきました。遠い地で、物心も着く前に起こった出来事について、演出まで考えるのは大変だったと思います。ですが、研修などに真摯に取り組み、向き合ってくれたからこそ、今回のステージが実現できました。
困難を恐れず挑戦し、成長していく同世代の力強さと頼もしさは、未来に対する希望を与えてくれることでしょう。
まとめ
東日本大震災と聞くと、何となく負のイメージを思い浮かべてしまう方もいるかと思います。しかし、沖波祭ではそんな負のイメージだけで終わってしまわないようエンタメ要素を取り入れて、みなさんに感動と私達の想いを届けます!
いかがだったでしょうか?
沖波祭でしか見れない3.11書道パフォーマンスに是非足をお運びください!