【出演者紹介】せやろがいおじさん

いつも沖波祭を応援していただき有難うございます。
本記事では、せやろがいおじさんについてご紹介していきます!
赤Tシャツに赤ふんどし
赤いふんどしに赤いTシャツ姿がおなじみの、せやろがいおじさん。社会問題をおもしろく風刺して叫ぶスタイルが印象的です。
Twitterのフォロワー・Youtubeのチャンネル登録者がどちらも30万人を超えていることからも、多くの人に「おもしろいし、わかりやすい」と受け入れられていることがわかります。
2019年にはTBSの「グッとラック!」のコーナーに出演し、時事ネタを紹介。他にも「コネラジ」というラジオでも活動しています。
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なぜ社会問題をテーマにするのか
実は、せやろがいおじさんこと榎森耕助さんは奈良県出身。
大学進学を機に沖縄に移住しており、2007年からコンビ芸人『リップサービス』として活動を開始し、現在に至ります。
今の『せやろがいおじさん』が生まれたのは、2017年ごろからスタートしたYouTube。
当初はドッキリ企画などを中心にアップロードしてたそうですが、ある日政治に言及した動画をあげると視聴者から反発があったのだとか。
「なんでこの国は、政治の話をすることが悪いことと捉えられるんやろうか。この国に住む人がこの国のことを話していけないわけがない。自分と違う意見も笑って聴いてもらえたら。」
そんな想いから、社会問題中心の今のスタイルに変化させていったそうです。
せやろがいおじさんは沖縄県の牧志公設市場で働いていた経験があり、その時に沖縄の人たちの「温かさ」を強く感じていました。
そこで働いていた人たちの中には、アメリカ占領下の時代の混乱を生き抜いた人たちもたくさんいらっしゃったらしく、だからこそ、沖縄が抱える社会問題に関しては特に感じるものがあるそうです。
出身地やこれまでの経緯に関わらず、沖縄を想う気持ちの強さ、大切さ、そして行動を起こすことの凄さを感じるエピソードだなと思います。
せやろがいおじさんの魅力
そんなせやろがいおじさんの魅力は、「沖縄の海や景色を最大限に活用していること」と「お笑いとうまくかけ合わせていること」だと感じます。
「すごくいいロケーションで撮影しているな」という感覚で見始め、その話のわかりやすさや面白さからついつい最後の「せやろがい!」まで聞き入ってしまった経験のある人も多いのではないでしょうか。
政治の話だと思うとついつい身構えてしまいますが、沖縄の海や絶景が背景にあると、内容に対する興味が薄くても手を止めてしまいますよね。
複雑な社会問題も、解説や複数の視点からの解釈が入れ込まれていることで、共感しやすかったり、何が問題なのかがわかりやすいなと感じます。
これまで社会問題や政治に触れてこなかった私たち学生世代にも、親しみやすい内容です。
今回はその中でも、4年前に配信された『辺野古への基地移設に一言』をご紹介します。
これは沖縄県内にある普天間基地返還のために、政府が「辺野古への基地移設が唯一の手段」として、辺野古の埋め立てを進めていることに関する問題です。
基地問題だけでなく、県民投票の意向が反映されないことからも、「全国的な問題」として取り扱っているこの動画。沖縄出身じゃないせやろがいおじさんだからこその強みを活かした発信です。
また、公式InstagramやTwitter、HPなどでもせやろがいおじさんの発信や活躍が見れるので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
これまでタブー視されてきた「社会問題×お笑い」に挑んでいるせやろがいおじさん。
彼が発信するメッセージは私たち若者にとってもどこか考えさせられるような力を感じます!
沖波祭では、今の若い世代に向けたメッセージとともに、1日限りの特別なステージをお届けしてくれます!
いかがでしたでしょうか。
これからも沖波祭の応援よろしくお願いします!